バターバルクパッカー タイプ BP5000
バターバルクパッカーは、作業者の安全性と食品衛生に関する最新の基準を満たすとともに、10kgから25kgまでのカートンサイズにバターを完全自動包装する効率的なソリューションを提供します。 各種バター製品にとって理想的であり、結晶化植物性脂肪、無水乳脂肪(AMF)、乳製品スプレッド、クリームチーズ、ペストリーなどの結晶化した製品にも対応します。
FEATURES
バターバルクパッカーは、柔軟性の高い技術であり、低コスト生産と稼働率の向上により、高品質な製品を求める市場の要求に応えるために設計されました。安全性と操作性の向上を目指して設計されたバターバルクパッカーは、コンパクトな設置面積で、メンテナンスと操作が容易です。
- ビニール袋ではなく、ライナー(ラップアラウンド)との使用を想定した設計
- 製造エリアの外に設置可能な外部カートンフォーマーとの併用を想定した設計
オペレーターの安全性と食品衛生の向上
- 最新の欧州安全基準に準拠
- カートンが機械から離れる前にライナーを閉じることで、バターが機械外の空気に触れることがなく、空気中のイースト菌やカビによる汚染のリスクを低減します。
- ライナーロールの上のカバー
- クリーンエアフィルター(オプション)との併用により、業界最低基準を上回る高い製品安全性を実現しました。クリーンエアフィルターにより、製品充填エリア周辺の空気を清浄にします。
- 安全性と使いやすさを追求した、透明で騒音を抑制する安全ドア
- サービスとメンテナンス用の統合型作業プラットフォーム
最大出力、最小限の廃棄物
- 高効率で柔軟性の高い包装機が、簡単な操作で稼働率もアップ
- 簡単に切り替え可能(例: 10 kg から 25 kg)
- 充填からライナー閉めまでワンステップ
- インジェクションによる微量投与で、バターを上表面から「追加」添加することがありません
- 充填圧力の制御により、角の隙間をなくします
- 充填前にライナーが正しい位置にあることをセンサーが保証します
- 連続運転時の正確な充填量 ±5g(標準偏差)
- 「ツイン」マシンソリューションにより、 1台の機械が停止モードにあるときに、約45%のライン生産能力で連続運転が可能です
- バルク包装能力を増加させるために、複数の充填モジュールを、個別モジュールとの間で搬送されるカートンに対して並列に配置することができます
- ライナーロールの簡単な交換
- ホースで簡単に洗浄可能
- 柔軟性の高い生産レイアウト
- 機械のほとんどの操作・動作にサーボモーターを使用
- 容易な修理とメンテナンス
- 故障診断システムにより、サービスやメンテナンスが容易になり、稼働率が向上します
- CIP やメンテナンスの時間を短縮するために、特定のツールや CIP ホースなどを置く専用の場所を備えた設計
バター包装機には、シーメンス社製 S7-1500 PLC が標準装備されています。Aveva InTouch を搭載した HMI として、タッチスクリーンを採用し、簡単な操作とスムーズなオペレーターインターフェイスを実現しました。完全に自動化された制御システムがプロセス全体を監視し、生産中に充填された各カートンのデータを保存します。
すべての生産データはコントロールパネル(HMI)に表示され、 CVS ファイル形式で外部システムにエクスポートできます。または、既存の制御システムに SPX FLOW を垂直統合してエクスポートできます。PLC システムは、外部の CIP システムとの通信を介してバルクパッカーの内部 CIP プロセスも制御します。
ダウンタイムを最小限に抑えるために設計された制御システムは、故障が発生した際にオペレーターやサービスエンジニアが機械のどこを見るべきかを示す、簡単な故障検出プロトコルを提供します。
遠隔監視ソリューション
ダウンタイムを削減し、メンテナンス費用を削減するために、バター包装機には SPX FLOW 遠隔監視・制御ソリューションが標準装備されています。このシステムは Secomea によって開発されたシステムで、 SPX FLOW のエンジニアが HMI/PC ステーションを制御でき、 PLC をリモートでプログラムできます。このソリューションは、X.509 証明書の交換に基づいて確立されたすべての接続、すべてのデータの AES 暗号化、2段階認証によるユーザーアクセスの制御を行う安全な設備です。
含まれるオプション
クリーンエアフィルターの