Kombinator® 250S - かき取り式熱交換器

Kombinator 250S は、市場の高品質低生産コストの高粘度製品に対する需要を満たすために設計されました。 Kombinator 250S を使用すると、マーガリンから、ショートニング、低脂肪スプレッド、バターやバターブレンドまで、さらには熱加工を必要とするさまざまな製品を生産できます。

Kombinator 250S は、最大 4 本のチリングチューブと独立冷却システムで構成され、冷媒としてアンモニアまたはフロンを使用します。 各チューブには、冷却温度を正確に調整するための自動温度調整機能が装備されています。 堅牢で信頼性の高い長持ちの設計でお客様の幅広い製品要件に対応します。 また、私たちのソリューションは認証要求に完全に準拠しています。

機能と運転の原理
結晶化は、結晶化ラインの心臓部であるかき取り式熱交換器（SSHE）で行われます。

製品はポンプによってチリングチューブに送り込まれ、そこで冷却され結晶化します。 ローターシステムのスクレーパーは、回転中の一定の遠心力によりチリングチューブに押し付けられます。 これにより、製品の一貫性とは無関係に、結晶化した製品をチューブの内側から効率的にかき取ることができます。

性能
最大 11,2 トン/時間。

利点

• 一定の高品質と一貫性。
• 食品産業に適した衛生的な設計。 製品に接触するすべてのパーツは、AISI 316ステンレス鋼で作られています。
• 完全密封、完全絶縁、耐食性のステンレス製ケーシングにより、長年の無故障が保証されます。
• 特殊な波形の多層チリングチューブは、長時間のコスト効率の良い稼働と熱伝達値の向上を実現し、圧縮機オイルの内部蓄積を防止します。
• チリングチューブは簡単に点検と交換できます。
• 製品の正確な温度プロファイル制御のために、各チューブ内で冷却および加熱温度を自動制御します。
• 必要な保持時間および流速に合わせる異なる直径。
• すべてのローターに独立したモーターを搭載し、粘度と製品に応じてかき取り速度を変え、最良の熱伝達結果を得ます。
• 各シャフトは別々のギアモーターによって駆動されるため、異なるローターシャフト速度が可能です。
• 粘度やアプリケーションフォーミュラーに応じて最適な冷却効果を発揮する、材質や形状の異なる豊富なスクレーパー。
• GS Kombinator® の上部にピンローターを取り付けることで、床面積を最小化。
• CIP サイクルが迅速かつ効率的で、メンテナンス手順が簡単なため、ダウンタイムを最小限に抑えることができます。
• 省エネの鋳鉄製ギアボックスは、最大の動力を生み出しつつ、騒音レベルを最小限に抑えます。